JUST US PLUS BUS

アメリカで大型バスを改造したタイニーハウスに夫とウサギと暮らしています。

Air Forceの話②

ミリタリーの話、続きです。

 

結婚した当初、夫に仕事がしたいか主婦がしたいかと聞かれ、アメリカまだ慣れないししばらくのんびりしたいわーん、だって運転免許もないしーと答えた当時のわたし。

わたしは知らなかったのです、アメリカで免許も車もないというのがどういうことかを。ひとりではどこにも行けないんですよ、車がないと。一応公共の交通機関がないこともないのですが、日本ほど充実してはいません。最初の一年は夫にべったり頼っていましたが、このままではいかん!ということで渡米して一年半後、やっと免許を取りました(遅い)。

ほんとはね、そのうち子供ができておかんになったら仕事はしないで家にいたいなぁと思っていたのもあるんです。でも数年たっても子供はできず、病院へ通うも転勤ばかりなもんで転院、検査の繰り返しが続くうちになんかもうしんどくなってしまいました。

通院よりもこたえたのが、そのストレスで夫との関係が悪くなってしまったこと。夫婦あってこその子供なのに、それが原因で夫婦喧嘩をしているのでは元も子もないよなぁ、自然にできないなら無理して治療することもないやぁと思って病院に行くのはやめました。

 

わたしはおうちにいて家のことをするのは割と好きな方なので、主婦は割と合っているのではないかなと思います。ものすごく内向的な性格なもので、放っておくと一日ひとりで誰とも話さずに遊んでいても全然平気。

とはいえ、もし子供がいればママ友などとそれなりに会話したり関わったりする機会もあるのでしょうが、さすがにちょっとそろそろ社会に出た方がいいのではないだろうか・・・と思い始めたところに、夫に「Air ForceのReserveをやったら?」と勧められました。

ReserveはAir Forceの一部ではありますが、フルタイム勤務のActive Dutyと違い、出勤が月に1週末+年2週間の出勤だけでいいところが違います。もちろん軍勤務なので健康で採用条件を満たしていることが条件ですが、フルタイムで働くオプションもあるしフレキシブルに働けるといっていいかなと思います。

そっかー、じゃあとりあえず話だけでも聞いてみるかーと思ってリクルーターのオフィスを訪ねてみたのが2016年暮れごろでした。

 

この話、続きます。