JUST US PLUS BUS

アメリカで大型バスを改造したタイニーハウスに夫とウサギと暮らしています。

うちのバスはオフグリッド

今日はバスの電力供給源の話。

 

うちのバスはオフグリッド仕様です。オフグリッドとはなんぞや?というと、まあ電力会社が提供する電線から電源を取らずに生活ができる、という感じです、ハイ。つまり山の中の、電波も届かないし電源も取れないところへ行っても生活ができるように作りました(夫が)。

電線から電力を取らずに電力をどうやって入手しているかというと、バスの屋根にソーラパネルを積んでいます。パナソニック製の330Wパネルが6枚。もうちょっと値段の安いパネルもあったのですが、発電効率が一番よくて高いレビューのあるパナ製にしました。

ソーラパネルで作った電力はバッテリーに溜めて使います。バッテリーは200Ahのものを8つ入れました。バッテリーの残量が50%を切らないように気を付けないといけないですが、エアコンをガンガンにつけるとかでなければ普通にホットプレートを使って料理したり、冷蔵庫や電球など毎日必要な電力は十分にまかなえます。

水はきれいなお水用のタンクと、キッチン用の汚水用、お風呂用の汚水(といってもうちで使うのは石鹸なので単なる石鹸水です)用タンクが積んであります。きれいなお水は100ガロン(約390リットル)くらいためておけます。

 

トイレはコンポストトイレを作りました。エコトイレ、バイオトイレなどとも呼ばれていて、流すのに水を使わないトイレです。最初は恐る恐る使っていましたが今ではすっかり慣れました。水の使用量の話はまた別途いつか記事にしたいと思いますが、飲み水にできるきれいなお水をトイレを流すだけに使うのはもったいないなぁと最近しみじみ思うようになりました。

自分たちが使った水の量を実際に目にすると、うわぁー毎日食器洗ったり洗濯したりするだけでこんなに使うんだ!とかそういうことに意識が向くようになりました。思えば今まで水は蛇口をひねればいくらでも出てくるもので、流した汚水の行方についてもあまり考えてこなかったな、と。

いろいろと学ぶことの多いバス暮らしです。 

 


大型バスからタイニーハウスへ オフグリッド生活アップデート