JUST US PLUS BUS

アメリカで大型バスを改造したタイニーハウスに夫とウサギと暮らしています。

アラフォー的ヘア事情

今日はものすっごいどうでもいい話である(普段だってどうでもいいことしか書いてないといえば書いてないけどまあ、いつもにもましてどうでもいいレベル)。

最近ね、白髪がちらほら出てくるようになったんですよー奥様。といってもぱっと見てうわぁーあるねーという量でもなく、髪をとかしていたら生え際あたりにキラッとしたものを数本見つけてうひょぉと思う程度。最初は「ふふ、最近ストレスの多い生活をしていたからのぅ・・・」などと思っていたけど、これはアレだ、年だ!!!

だってアラフォーだもの!白髪の一本や二本くらい出るってもんだ!

 

渡米してから7年、日本にいたときみたいに髪を茶色に染めたり、ふわふわパーマかけてみたり縮毛矯正したりということをまったくしなくなり(日本の美容院クオリティのサービスがアメリカでは望めないということもある)髪は生えっぱなしのそのまんまであります。しかもここ数年髪は自分で切っています。美容院代、じぇーんじぇんかかりません。こんなんでいいのか自分!と思うこともあるけど、引っ越しが多いこともありその度にお金を払ってもいいかなと思えるクオリティのサロンを探すのも疲れるのでまあいいんです。ありがたいことにYouTubeに髪の切り方を教えてくれるビデオもたくさんあります。

夫の仕事の関係でちょいとオシャレなパーティーとかに同伴しないといけないときはストレートの͡コテを使うか、いっそお団子にしてしまいます。軍隊の訓練で短い時間で割と完璧なお団子を作るテクニックを習得したので(人生何事にも無駄はないんだぜ)。

 

で、問題は別に染めるほどたくさん白髪があるわけでもないけどなんとなくちらほらと出てきちゃったわ、くらいの時期ってみんなどうしているんだろうっていう。わたしはたくさん白髪が出てきちゃったらもういっそ全部グレーでいいやと思っているクチなのですが、みんなそこに至るまでどうしてるんだろうって思う。

今のところはとても目立つというわけでもないのでそのままでいいかなと思っていますが、あと数年して目立って増えてきたらそのへんも考えないとなーと鏡を見ながら考えたりするわけでした。どうでもいい話、おしまい。

 

亭主元気で留守がいいと言いますが

うちは自分で言うのもなんだが夫婦仲は割といい方だと思っています。まあバスなんてワンルームのアパートくらいの面積しかないので、仲がよくないと多分そんな狭い空間にずっといるのは不可能なのではないかと。

しかし、だがしかし、ここんとこひと月くらい夫がずぅぅぅーーーーっと家にいるんですよ。ハリケーンが来る前から、転勤手続きのために早めに帰宅する日が増え(転勤前は皆荷造りとかで忙しいので割と積極的に休みを取っても大丈夫)、そうこうしているうちにハリケーンが来て避難することになり、もうずっと家にいるわけです。

家にいて何をしているかというと、最近取り付けたテレビでずっとアニメのワンピースを延々とビールを飲みながら見ているのだ!い・ち・に・ち・じゅ・う!!!

 

まあ気持ちはわからないでもないんです。避難って言われて仕事に行くわけにもいかないし(基地から50マイル以内にはお達しが出るまで近付くでない、もし来たら命令違反でタイホしちゃうぞというメールが本当に来た)、かといってあまり遠くへも行けないし(いつ手続きのために来いと言われるかわからないため)、観光ったって2週間も同じところにいたらそのうちに飽きるし。軍に勤めて9年、無遅刻無欠勤の夫は急にふってわいた休みに、よっしゃせっかくだから昼間からビール飲んでアニメ見るぞ!って思っているのでしょう。夫の同僚達はわーい休暇だ!とノリノリでカジノで有名な街へ避難したらしく、毎日カジノ行ってショーを見て過ごしているらしい。いいっすね。

でも飽きる。他の人は知らないけどわたしはそういうのはすぐ飽きる。非日常もあまりに続くと飽きるというか、疲れちゃうんです。早くひとところに落ち着いてルーティンの生活に戻りたいなーとか思っちゃう。

 

わたしは夫のことを誰よりも深く愛しておりますが(こんなところ夫はわざわざ見ないと思うからこうして書く必要もないけど)、さすがにせっまい空間で一日中アニメを見られると精神的にこたえるというか、もうちょっと静かにならんかな・・・と思うのですよね。トホホ。

つーかワンピースのアニメはなんであんなにストーリーが遅々として進まないのよ?今エニエスロビー編なんだけど一体いつになったらロビンを救出できるのよ?キーッ!だからテレビいらないっつったのに!わたしはテレビ見ないっつーのに!(しかし自分がテレビを見ないという理由だけで夫にテレビの購入をやめろという権利はわたしにはない・・・わかっちゃいるのよ・・・。)

 

しみじみと思ったんだけどわたしは一日に数時間で構わないから、ひとりで静かに自分のことだけ考えていられる時間というのが必要なんだなと。これは夫が好きとか嫌いとか、そういうのとは全く関係ないんだなと思いました。

で、今回ホテルにしばらく泊まることになって夫に「これでしばらく君もひとりの時間が過ごせるね!」と言われてちょっとまあ、ほっとしたんです。(夫はバスでアニメ見放題でこれはこれで楽しんでいるらしい)ブログ記事だって、誰がそばで何してよーが書けちゃうもんね!という人が羨ましいと思うけど、わたしはしーんとした部屋で自分の思ってることを反芻しながらぱちぱちとこうして書くのが好きなんであります。

 

そう、YouTubeのビデオ見たり、本人と会ってしゃべった人にはわたしは割と外交的と思われたりするのですが、実はものっすごく内向的な人間なのでありました。ひとりが大好きだー!ひとりで何時間でも遊んでいられるぞー!みたいな。

でもこういうことを夫に言うと「君は僕がいなくても平気なんだね・・・」とものすごく寂しそうな顔になるので、夫の顔を見たら離れていて寂しかったわーんと言いながら甘えてあげることにしています。夫婦というのはまことに奇妙なもんであります。合掌。

 

ハリケーンが来て避難した話

先日フロリダにマイケルという名前のけっこう大きいハリケーンが来まして、土地柄ハリケーンが来る度に避難勧告が出たりというのは今までに数回あったりしたのだけど今回はもう何があっても絶対に避難してください!という避難命令が出たのでバスをよっこらしょと3時間くらい運転してアラバマに避難してきました。

 

今までの経験からTVでやたらと大騒ぎしてるけどきっとまた今回も大したことないよ、とたかをくくっていたら今回のハリケーンの被害はものすごく大きくてびっくりしました。いつもだったらウォルマートで水やガソリンを入れるタンクを買い占める人を横目で見て「テレビ見過ぎー」と思っていたのだけど、今回は違いました。いやーびっくりした。天災は怖いものです。見くびっていてごめんなさい。

でも夫の同僚たちも、いつも大騒ぎするわりに大したことないから数日とりあえず休暇のつもりで出かけるかーと最低限の荷物だけを持って家を出てきたら家が流されてどうしよう、という感じだったらしいのでうちだけではないと思う。

 

うちは幸い家ごと避難ができるので(バスに家財道具一切積んである)月曜夜に避難命令が出た時点ですぐに州を出たため混乱を避けられたのだけど、後で聞いた話ではのんびり荷物をまとめて火曜の朝や午前中に出発した人が多かったらしく、ガソリンスタンドには長蛇の列が出来(最悪の場合は売り切れていたらしい)、ハイウェイは避難する人たちで渋滞して散々だったらしいです。

結局アラバマのMobileという町に3日滞在後、RVパークへ移り1週間、その後まだ避難命令が解けないので今はホテルに泊まっています。避難中は軍が滞在費を払ってくれることになっているのですが、RVパークに停めようと思ったらホテル代は出るけどRVパーク代は対象外って言われたのでホテルに切り替えました。ホテルにはキッチンがついていて料理ができるのでなかなかいいです。※バスはホテルのでっかい駐車場のすみっこに許可を取って停めてあります。

 

夫の勤務地である軍の基地がもう壊滅的にダメージを受けてしまい、しばらく仕事にも戻れないし(なんせ停電しているわ、建物は全壊だわで仕事どころではない)我が家だけではなく基地で働いていた人は皆仕事に戻れるようになるまで避難先で暮らすことになりそうです。まあ、我が家は転勤手続きの真っ最中だったため多分落ち着いたら次の転勤先へ向かってくださいねと言われるんだろうなとは思っておりますが。

 

実を言うと、バス壊れたり夫が車事故ったり(夫のせいではない)、わたしの車の修理が必要になったりとここ数か月いろんなことが一度にたくさんやってきて、もしかして今ものすごく運が悪い時期なのか!と思ったりしていたのですが、こうして今考えてみるとバスがハリケーンの真っただ中で壊れなくてよかった!とかハリケーン来る前に家売っといてよかった!とか、家財道具と一緒にさっと避難できるバスにしといてよかった!とかいろいろ考えるとやっぱりうちは運がよかったのかもしれないです。メンテナンスできるときにいろいろメンテしとけっていうことだったのかも。

 

とりあえず次どうするか指示が出るまでは避難先で久しぶりにお休みをもらったつもりで(というと不謹慎ですが)骨休めしながら待ちたいと思います。

 


【バス生活】ハリケーンマイケル襲来!避難命令出ました

0円ハウスというものがあるらしい。

日本には0円で買える空き家が多数存在するらしい、ということを最近ネットで読んで知りました。

家、つまり上物のみならず土地も付けて0円、持ってけドロボー!という夢のような話なわけですが、まあThere's no free lunch、世の中にはタダより高いものはないという言い回しもありますからね。

 

要はそういう家は大体田舎にある空き家で、家自体がもう築30年を超えていて上物としての資産価値は減価償却によってゼロになってしまったし、親から引き継いだはいいけど子供は子供で自分の家がちゃんとあるから別にわざわざ田舎に住みたいと思わないし、税金だけは毎年しっかりかかるし、草だって生えるし、たまに風を通してあげないとカビだって生えるし、壊して更地にするにしたって数百万はかかるし、こんな手間とお金のかかるだけの家はもういらないから誰かタダでいいのでもらってくれませんか、ということらしい。0円でなくても、地方へ行くと100万円以下で買える古いおうちがゴロゴロしているらしいです。

 

アメリカだと築30年とか50年なんて全然古いうちに入らないし、住宅費用が右肩上がりなのでこういうことはまず起こらない。ものっすごい田舎に行けばあるのかもしれないけど、少なくとも日本みたいに公共交通機関が発達してないので、駅までそんなに遠くない一軒家が無料で手に入るっていうのがまず夢のような話である。日本にはこういう家があるんだよー、しかも無料か格安だよーという話を夫にしたら「いいじゃん!今すぐこういうの買って日本に移住しよう!」とか言い出したので全力で止めにかかりましたが。

いや、だって仕事どうするのよ?あなた日本語話せないじゃない?→僕日本語勉強するよ!仕事は英語の先生やるよ!→こういう家は大体ものすごい田舎の不便な場所にあることがほとんどでしょう、そんなところで誰が英語教えてもらいたがるのよ?という会話ののち、もうちょっと考えてから、ねっねっという結論になったわけで(笑)

 

でもこういう格安物件を見てみると、広島の尾道あたりとか長崎や宮崎あたりの海の近くの物件はわたしが見ても割といいなぁ・・・と思う。これだったら修理して住んでもいいかな、キッチンはこんな風にして、お風呂場はレトロだからこのまま残して、とか考え始めたら夢は膨らむ一方である。だいたい夫婦揃ってこういうDIY系は大好物なんで、あぁーしんどいわぁーもうDIYプロジェクトばっかりでぇーなんて言いながらも古い家を直して売りに出したり、バスを買って改造したりしているので、まあそういうこと自体は実はあまり嫌いではないのであります。

でもあれかな、こういう物件は田舎にあることが多いからいきなりアメリカ人と日本人の夫婦が移住してきたら村八分になっちゃうかも、などと考えながら物件を見ているとあっという間に一日が過ぎてしまうわけです。 

 

どこかで読んだのだけど、2033年には日本の家は3軒に1軒は空き家になるらしいです。その一方で、東京だの大阪だのの家賃って右肩上がりでしょう。たっかい家賃を払うために働いて働いて、眠るためだけに家に帰ってくるんだったらこういうのもっと活用したらいいのになぁと思う。

夫に「だったら軽井沢のこの別荘買おう!」と言って物件を見せたら「冬寒いからヤダ」って却下されましたけどね。別に夏だけ住むんでもいいじゃんね。

 

根本にある問題は、30年経ったら上物の価値がゼロになってしまうその仕組み自体にあるのではないかという気もしないでもない。そもそも30年以上家が持つということを前提に建てられていないこと自体も問題なんじゃないかなぁ、と海外に住んでいながらわたしはちょっと思うのでした。

 

RVパークであった嫌な話

大型バスを改装して住めるようにした移動可能なタイニーハウスというやつに暮らしています。まあ、外から見たら普通に大型バスです。先日エンジンがかからなくなり修理のため入院することになりましたが(今は直りました)普通に走ります。

バスに入居してフルタイムで暮らすようになって大体半年くらい(3月くらいにフルタイムで暮らし始めたので)、その間3か月くらいは以前所有していた一軒家(売りました)のガレージで、その後3か月くらいはRVパークで毎月家賃というか駐車代(電気代、水道代、ゴミ処理代、汚水処理代込み。コミュニティセンターで使える共用のシャワー、有料のランドリーなどもある)を払ってバスを停めて暮らしていました。

といってもわたしは仕事で2か月半ほど家(というかバスというか)を空けていたので詳しいことはよくわからないのですが、最近になって夫が「僕、なんかここ好きやない」と言い出したのです。なんか、管理オフィスの風あたりが強いような気がする、と。

 

そうぉ?と聞き流していたら、別ルートであれこれないことを言われていたことが判明し、折しもバスが壊れたこともあるのでもうここ住むのやめよう、バスが直っても別のところに停めよう、という話になりました。(バスはレッカー会社に来てもらってここから修理工場へ運んでもらった)

 

何を言われていたかというと、あの人(夫ね)ゲイに違いないという噂がまことしやかに流れていたらしいのでありますよ、ほほほ。まあわたしが仕事で家を空けていたので、若い男性がひとりでこんなところに!しかもバスで暮らしてる!っていうので格好のゴシップのネタにされたらしいです。うちは夫婦揃って何の面白みもない退屈なヘテロセクシャルで別にLGBTの方々に対してネガティブな感情は何一つないですが、このRVパークというやつに長期で暮らしている人はリタイア後のお年寄りの方たちが多いんであります。で、まあその年代の方たちは非常に信心深い方が多く、ゲイなんて!という人がね、多いんですよ。

それでね、夫曰くゴルフカートで巡回中の管理オフィスのおっちゃんがものすっごい好奇心むき出しの目で、じとぉーっとうちのバスの窓をのぞき込んでいくんですって。ある日「あんたこないだ一瞬バスん中で裸になっとったやろ」と言われたこともあるらしい。

多分着替えの途中だったとかなんだろうと思いますが(いや、普通に家で暮らしていても一瞬裸、ありますよね。風呂上りとかさ。)別に窓際で見せびらかすべくカーテンをおっぴろげて裸になっていたわけでもあるまいし、あれですよね、わざわざのぞき込んでそれを見て、ここぞとばかりにそれを本人に言ってくるっていうのがなんか嫌じゃないですか?

 

で、夫とその話をしていて、なんとなく、なんとなくだけれど要するにあの人たちはうちらが「若いのに」「RVパークで」「出来合いのキャンパーやRVじゃなくて、改造したバスに住んでいる」のが気に入らないんだろうという結論になりました。

もしこれが、うちらが出来合いのキャンピングカーに寝泊まりしていたら話は違ったのかもしれません。でも、彼らにしてみれば自分たちのリタイアメントコミュニティによくわからないバスで長期滞在を始めた若い男性(夫ね)が単に気に入らなかったのでしょう。

 

この件があってからというもの、そうか、バスに暮らすっていうのはこういうスティグマ(ネガティブなレッテル)と対峙していくってことなのかなと考えるようになりました。そういえばネットで、スクールバスを改造して暮らしている人の話でバスだとキャンプ場によっては宿泊を断られることもある、というのを見聞きしたような記憶があります。

なーんにも考えないで、日本円で500万円から5000万円くらいするRV(値段はピンキリ)を買って、そのまま停めていたら文句は出なかったのかなぁと思うけど、でもたぶんそしたらなんだかんだで別の理由を付けて文句を言ってくるんだろうなとも思います。そもそも自分たちが欲しいなと思うものがそのまま売ってなかったから自分たちで改造して作っちゃおう!って思っただけなんだけどな。

彼らにしてみれば、働いて働いてやっとリタイアして大枚はたいて買ったRVの隣に、うちの自作バスが並んで停まってる、っていうのが許せなかったんだろう。特に、今住んでいる街がビーチ沿いのリゾート地だから、余計に目立ったんだろうな。

 

だからといってほいほいと出来合いのキャンパーに今すぐすげ替えよう、とは全く思わないけれど、そういうこともあるんだなと思ったわけでした。まあね、次の引っ越し先は幸い(?)山の中の田舎なので、そういうこともあんまりないといいなぁと思っています。 

病気の話。

しばらくなんとなくブログもビデオもやる気にならなくて、ぼーっとしていました。

家に帰ってきてしばらくは、ゴハンも作る気になれなくて店屋物のお世話になってみたり、夫がゴハンを作ってくれたりしていました。そのうちに、3か月近く自分がいない間に家(というか、バスというか)のすみっこに埃がうっすら溜まっていることに気づき、雑巾を片手にお掃除を始めたらほんの少し、また少しと元気が戻ってきたような気がします。

重い腰を上げて健康保険の名義の切り替えをし(トレーニング中は自分名義の保険があったのを、夫の扶養下の保険に切り替えるのに手続きが必要だった)、基地のお医者様に会って専門医に紹介状を書いてもらい(軍の保険はちょっとその辺が厄介)、やっと来週専門医に見てもらえることになりました。あ、ちなみに病名はバセドウ病らしいです。

 

もう勇気を出して書いてしまうと、病気が見つかって家に帰ってきたとき、何とも言えない敗北感がありました。なんというか、自分の力ではどうしようもないことなのに、自分が何か悪いことをしたからこんなことが起こったんだ、みたいに思ってしまったのですよね。なんでこのタイミングで病気が出てくるんだ、とか、もし夏じゃなかったら判明せずにすんでトレーニング続けられたのに、とか、あの時ちょっとしんどくてもクリニック行かなければよかった、とか。

夫には繰り返し繰り返し、それは君のせいじゃない、君は途中で訓練を投げ出して尻尾を巻いて帰ってきたわけじゃない、ちゃんと卒業して家に帰ってきたんだから胸を張るべきだ、病気が早期で見つかってよかったじゃない、ひどくなってからだったらいきなり倒れて手遅れになる場合だってあるんだよ、と言われたのだけど、たぶん「あなたは十分じゃない」と空軍に言われたような気がして自分で自分にがっかりしていたんだろうな、と今となっては思う。

 

まあ現実問題として健康上の理由で入隊資格に満たないとして家に帰されたのは事実なのだけれど、誰かにリジェクトされる、というのが多分久しぶりすぎて精神的にこたえたんだろうな。入試勉強を一生懸命やったのにそれでも入りたかった学校に入れなかった、という感じにそれは限りなく似ていたような気がする。

でも長い目で見れば、どんな物事も起きるべくして起きるものだし、あの時家に帰ってこないといけなかった理由は神様が「ちゃんと病気を治しなさいね」とわたしに言っていたということなんだろう、たぶん。トレーニングに行ったこと自体がもしかしたらわたしに病気を見つけさせるためだったのかもしれないし。

 

ビデオを見てくれた方たちにあなたはポジティブですね、見て元気になりましたと言ってもらえてとても嬉しいし、優しい言葉をかけていただいてとってもありがたいなぁと思っています。と同時に、だけどこうなるまでにそれなりに葛藤もあったのだ!わたしは別にスーパーマンでもいつでも超ポジティブでもないのだ!というのをなんとなく知ってもらえたら、あぁ彼女も普通に人間なのね、と思ってもらえるかな(笑)

だから天災があったり、病気があったりして今つらい思いをしている誰かがいたら、自分が何か悪いことをしたからこんなことが自分に起きるんだ、とかは絶対に思ってほしくないなと。いいことも、悪いことも起きるときは起きちゃうわけで、それは潮の満ち引きのように避けようがないことで。みんなそこから少しずつ立ち直って、人生に立ち向かっていくしかないんだよね。

 

なんて思いながら毎日、その日できることをしながらちょっとずつ元気になっていけたらいいなと思っています。

 


わたしがAir Force(米国空軍)を辞めた理由

BMT終わりました

皆さま、ご無沙汰しております。

タイトルの通り、一生終わらないのではないかと思ったBMT(実際には卒業までは7週間半)が終わりました。終わった今だから言えるけどもう二度とやんねー!タイムマシンに乗って契約書にサインをした昔の自分を殴りに行きたい衝動に駆られていたのは多分わたしだけではなかったと思いますが。

体力的なことよりも、実は精神的に割ときつい思いをしました。いい年をしてしょっちゅう怒鳴られるのもきつかったけど、それよりも四六時中40人以上の女子と寝食を共にするのがきつかったです。プライバシーゼロ、ひとりになれるのはトイレにいるときのみっていうね・・・。

でまあ、本来でしたらこの後Tech school(職業訓練校)へ行く予定だったのですがわたくし残念ながらBMT終盤に病気が判明しまして、BMT卒業後家に帰ってくることになりました。治療をして半年後にトレーニングに戻るオプションもあるようなのですが現段階ではとりあえず治療に専念して様子を見ながら考えたいと思います。病気の詳細、症状などについては長くなるので後日別記事にする予定です。

いろいろありましたが貴重な経験をさせてもらったと思っています。いろいろとBMTについては書きたいことがあるので、また少しずつここで記事にしていきますね。

とりあえず、無事家に帰ってきましたということでまた皆さまどうぞよろしくお願いします☺

 


BMT(ブートキャンプ)終わりました